子どもマネー総合研究会

今、できること

いまだに続く余震。断水、停電。冷え込みも激しく、雪がちらつく被災地もあります。 避難所では、毛布1枚で寒さに震えながら耐えている方たちがいます。 家を失い、ご家族を失われた方もいます。 突然の出来事にショックを受けたご老人の方、親とはぐれて泣きじゃくる子どもたち。 そして、どこかで救助を待つ命のともしびも・・・。 必死に救援活動に携わっている方や、原子力の脅威を抑えようと闘っている方、各地に電気を通すために活動されている方もいます。

報道で被災地の悲惨さを見るたびに胸が締め付けられます。何もできないもどかしさ、腹立たしさ。身内の安否は確認できたものの、それでも心のざわつきはおさまりません。

被災していない私たちに今できることは何でしょう?

まず1つは、平静、平常を保つことではないでしょうか。普段通り、粛々と暮らす。心を乱さず、落ちついて暮らすのです。これから、「日本の復興」という一大事が待っていて、特に被災していない人たちががんばらなくてはならないのです。健康でいて、余力を残しておくことも大事です。いずれは、後片付けなどボランティアが必要な時期も来ると思いますので、今は余力を残しておきましょう。

2つめは節電。電気は最低限にする。1枚厚着をして暖房を消す。テレビも音を小さくするだけで節電になります。充電して使うものは、充電完了後はコンセントから外す。洗濯はできるだけまとめてする。電気はこまめに切る。・・・できることをしましょう。

3つめは、商品の買い貯めに走らない。スーパーやコンビニの棚から品が消えたのは、流通の問題よりも、買い占め・買い貯めに走る人が増えたためだそうです。被災地に少しでも物資を送るためにも、被災地外のエリアでの物資不足をおこさないことは大事です。品物がない不安が不安を呼ぶのかもしれませんが、必要以上に買いこまないで、少しでも被災地へ回せるようにしましょう。

4つめは献血。16歳から69歳までの健康な方であれば可能です。献血車を見かけたら、協力してみてはどうでしょう。

5つめは義援金。コンビニに買い物に来た親子がいました。親がお釣りの小銭を3歳くらいの子どもに渡し、子どもが募金箱に入れている姿も目にしました。子どもたちにも、こんな時の「助けあい」「励ましあい」の姿勢を伝えていきたいものです。

住民税を指定した自治体に支払う「ふるさと納税」という方法もあります。手間はかかりますが、被災地を直接支援する方法としては有効です。

<義援金>

日本赤十字 https://gienkin.jrc.or.jp/

ワールド・ビジョン・ジャパン http://worldvision.jp/news/news_0589.html

Yahoo!基金 http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

Tポイント募金 http://tsite.jp/

ジャパンネット銀行募金 http://www.japannetbank.co.jp/news/general2011/110312.html

三菱東京UFJ銀行 http://www.bk.mufg.jp/news/news2011/pdf/news0312_02.pdf

6つめは投資です。地震で株価が低迷し、計画停電もあって、投資していた資金を引き上げる動きもありますが、復興のためにも、経済にもエネルギーが必要です。日本株でもETFでもいいと思います。小口でもいいです。投資を控えるのではなく、投資をする。マインドを下げないことが大事です。(注:ただし、値下がりリスクがあることを理解して、覚悟の上で投資をなさってください)

私自身もできることをしようと思います。 余震のエリアが広がっています。みなさまも警戒を緩めず、でも粛々と、普通に、暮らしましょう。

*この未曾有の災害で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方やご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

ファイナンシャル・プランナー 豊田眞弓

豊田 眞弓 (とよだ まゆみ)

ファイナンシャル・プランナー、子育て・教育資金アドバイザー
経済誌・経営誌などのライターを経て、1995年より独立系ファイナンシャル・プランナー。個人相談やセミナー講師の他、書籍・雑誌の執筆や監修などで活動。オールアバウト「子育て・教育資金」ガイドも務める。自身の子育ての中で感じたこと等から、子どもの金銭・金融教育をライフワークの1つとして取り組んでいる。人生3大支出の中での教育資金や、子どもの金銭・金融教育を得意としている。

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