子どもマネー総合研究会

保育園児対象のマネー教育講座(2017年9月)

2017年、子どもマネー総合研究会へご依頼いただき、担当させていただいた講座のご報告です。講座は葛飾区内の保育園にて、子ども向け、大人向けと2回開催されました。保育園の父母の会の方が企画して行われたものです。

・9月3日(日) 保育園児対象のマネー教育講座
・9月17日(日) 親御さん対象のお子さんへのマネー教育講座

2回に分けての開催となりました。ここでは、保育園児向けマネー講座についてご報告します。

保育園児マネーセミナー、パペットやクイズも

保育園児をメインとする会は初めてでしたので、父母の会の方と打ち合わせを重ね、準備をしました。

子どもたちに少しでも楽しくお金の大切さが伝わるようにと、最初のお話やお金クイズ、まとめのお話にパペット(腹話術の人形、今回はトニー君)を投入したり、メインをお買い物ゲームにして、楽しく体験してもらうように企画・準備しました。

最初のお話では、へたくそな腹話術を駆使しながら、子どもたちの注意を集めつつ、おこづかいの呪文を繰り返し唱えました。言葉とともに身振りを付けて、子どもたちも、ママやパパも一緒に何度か唱えました。

その後のお金クイズは簡単な問題を数問。〇×クイズで、親子で考えてもらって、手を挙げていただきました。みんな元気に、飽きることなく回答してくれました。保育園児もなかなかデキるのだと感心しました。

お買い物ゲームで大盛り上がり!

そしてお待ちかね、お買い物ゲーム。お仕事コーナーでお仕事をしてお金をもらい、お買い物コーナーでお買い物をします。その途中で、おこづかい帳にお金の出入りを書き込みます。

私は原案と企画・監修を担当し、お買い物用のグッズなどの準備は父母の会の方がしてくださいました。

お仕事で得られる金額とお店で売っているお値段に差をつけました。あえて子どもたちに説明しないで様子をみましたが、「お仕事を1回やれば〇〇が買える。でも●●だったら、2回やらないと買えない」と、すぐに気づいてました。さすがです。

特に素晴らしかったのは、お仕事を担当してくださった祖父母の方が、なかなかに厳しくやってくださったことです。洗濯もののたたみ方が雑だった子はやり直しもさせられていました。仕事って厳しいものなのだと伝えることができたのでは? これは大事なことです。

また、ショップを担当くださった保護者の方も、私の方で最初に提示したお金の受け渡しの際のルールも徹底してくださっていました。作法を徹底したことで、子どもたちもお金との向き合い方をきちんとしなくてはいけないのだと心で受け止めてもらえればいいなと思ってましたので、すごくいい形でできていたように思います。

どの子も楽しそうに参加してくれていたのが何よりです。自分の欲しいものが買えた子は、次に家族やお友達へのプレゼントを買うために頑張る、などというシーンも見られ、予定外にプレゼントをもらったママがちょっとうるっとするシーンもありました。

まとめのお話のあとは、東京都金融広報委員会様からのご提供で子どもたちにおこづかい帳なども配布。保育園児にはまだ早いですが、みんな喜んで受取ってくれました。

終了後、お別れの際には、パペットのトニー君にハイタッチしてくれる子がたくさんいました。

準備も大変でしたが、とても楽しくて有意義な講座になったのではないかと思います。子どもたちの心に、お金のこと、お仕事のこと、お金って上手に使うとみんなに喜ばれるのだということ、少しでも伝わっていればいいなと思います。

担当:豊田眞弓

ファイナンシャル・プランナー 豊田眞弓

豊田 眞弓 (とよだ まゆみ)

ファイナンシャル・プランナー、子育て・教育資金アドバイザー
経済誌・経営誌などのライターを経て、1995年より独立系ファイナンシャル・プランナー。個人相談やセミナー講師の他、書籍・雑誌の執筆や監修などで活動。オールアバウト「子育て・教育資金」ガイドも務める。自身の子育ての中で感じたこと等から、子どもの金銭・金融教育をライフワークの1つとして取り組んでいる。人生3大支出の中での教育資金や、子どもの金銭・金融教育を得意としている。

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