子どもマネー総合研究会

子供と円高について話そう!

この夏の話題といったら、なんといっても猛暑!!・・・もそうですが、円高も忘れてはいけません。新聞では毎日のように、円高の文字が並びます。子供と円高の話をするのは、少し難しいことのように感じるかもしれませんね。でも、この円高ブーム。ちまたは円高という言葉であふれている今だからこそ、お子さんと円高について話してみるいい機会だと思います。

では、どのように説明をしていけばいいでしょう。

まずは、ここに1ドルのお菓子がある。

アメリカの人はこれを1ドルで買うことができる。

日本人が買うには、今は1ドル85円なので、これを85円払って買うことになる。

もし、1ドルが120円だったら、120円払うことになる。

どちらが得だと思う?

日本人がアメリカの物を安く買うことができる。これが円高の状態。

お子さんが小学校低学年の場合は、これくらいの説明でいいと思います。すごく大雑把な説明ですが、更にお子さんが興味を持つようなら、

じゃあ、100ドルの物だったら?

いくら得になる?

アメリカに旅行で10,000ドル使ったとしたら?

そんな風に話を広げてあげると、円高の影響力を感じることができると思います。実際に約3年前の2007年7月頃は120円だったことも教えてあげて下さい。

お子さんが高学年の場合、円高で損する場合も少しずつ理解できると思います。

逆に、アメリカの人が日本の物を買う場合、1ドル120円の時はアメリカの人は1ドルで120円の物が買えたのに、1ドル85円になったら、1ドルで85円のものしか買えなくなってしまう。同じ120円のものを買うのには、1ドルよりももっとお金を払わなくてはいけなくて、日本の物を買いたくなくなってしまう。だから、日本からアメリカに物を売っている会社は困ってしまう。トヨタやソニーなどの輸出をしている企業はそれでいろんな対策をしているんだよ。

もし、家に1ドル紙幣があったら、是非手にとって見せてあげてください。為替市場なんて子供には難しいかもしれませんが、1ドルをぐんと身近に感じ、更にはその紙幣を使う外国という世界にも興味を広げてくれることと思います。

倉林美和