子どもマネー総合研究会

2011年1月冬休み「お金大研究」報告

対象:小学校1年生から3年生くらいまで
日時:2011年1月6日(木)11:00~12:30
会場:スタジオ「flow jojony」
参加費:1500円

夏休みに続き、2011年1月「冬休みお金大研究」が開催されました。

この会は、「勉強会」ではなく、「研究会」。参加のお子さんたちには、研究員になっていただき、ただただ「聞く」だけでなく、みんなで一緒に「考え」、積極的に「発言」してもらうことを目指しています。

今回の参加者は、全員が夏休みに続いてのリピーターさん。会の雰囲気は十分に心得てくださって、果敢に意見を述べてくださいました。

夏休みは、お金そのものをじっくり眺めるところからはじめましたが、今回は一歩進んで次のことを確認しあいました。

1:そもそもお金ってなに?
2:お金を残すには、どうしたらいい?
3:手元に残ったお金は、どうするのがいい?
4:では、あなたのかなえたい夢はなに?

「お金を残すための簡単計算式」

今回、一番のテーマは、「お金を残すための簡単計算式」を認識すること。

「もらったお金」-「使ったお金」=「残ったお金」

この式からわかることは、もらったお金から、使ったお金を引くと、残ったお金が計算できる。つまり、お金を残すためには、極力、お金を使わない。または、できるだけたくさんのお金をもらう、ということがわかります。

これ、当たり前のことですが、オトナになっても永遠のテーマといえます。わかっちゃいるけど、使ってしまうのですね……。

そこで、今回は、「もらう」と「使う」シーンを具体的に思い浮かべ、「たくさんもらう」には、「できるだけ使わない」ためには、どうしたらいいかをみんなで考えてみました。もちろん、対象は子どもですから、「もらう」シーンには限りがあります。「使う」によりフォーカスして、欲しいものを見つけてから、「買う」までの気持ちの整理の仕方を追ってみました。

銀行口座に預ける

そして、イザ、手元に残ったお金は、どうするのがいいか。ちょうどお年玉の時期、みなさん、かなりの収入があったよう。また、イマドキのお子さんは、みなさんしっかり者。お母様の教育もあるのでしょう。全員のお子さんが、「銀行に預ける」と答えてくれました。1年生、2年生、3年生のお子さんが参加してくださいましたが、なんと、100%のお子さんが自分名義の口座を持っていました。

では、なぜ、銀行がいいのか。それは、お金を預けると、銀行からお礼をもらえるから。

「えー!!」

さすがに、利息のことは知らなかったよう。実は、今回の研究会で、みんなの目が一番輝いた瞬間でした。

お魚屋さんがお魚を扱うように、八百屋さんが野菜を扱うように、銀行はお金を扱うお金屋さんのようなもの。銀行は一見、何をしているのかわかりにくいけれど、実は、お金を扱って「商売」をしている。みんながお金を銀行に預けると、銀行はそのお金を使って、お金が必要な会社などに貸してあげたりできる。つまり、みんなが預けたお金は有効に使われている。だから、「使わせてもらってありがとう」と、銀行からお礼をもらえることを、みんなで確認し合いました。

おうちに帰って、お通帳を開いて、お礼が入っていることをチェックしてみることが宿題になりました。みんなのワクワク感が、ひしひしと伝わってきました。子どもの知識欲ってすごいなと感じました。

お金は、夢をかなえる「夢かなえキップ」

そして、最後に、自分の夢を考えてみました。

お金があれば、欲しいものが買えます。行きたいところへも行けます。お金があれば、だいたいのことが叶えられます。でも、お金だけあっても人生はつまらないもの。大切なのは、そのお金で叶えたい夢があってこそ。

せっかくの新年でしたから、お金についての知識を蓄えると同時に、自分の夢も探してみようということになりました。

あなたの夢はなんですか?

それは、何歳くらい実現していたらいいなと思いますか?

その夢を叶えるためにするべきことは何ですか?

小さな身体に、大きな夢。子どもの可能性の素晴らしさを感じた研究会となりました。

(講師 安部)

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