子どもマネー総合研究会

「マイナポイント第2弾」の申込みはお早めに

「マイナポイント第2弾」の申込みはお早めに

テレビでもさかんにCMが流されていますが、「マイナポイント第2弾」は申請されましたか?1人あたり最大2万円分のポイント付与が期待できる「マイナポイント第2弾」は、子どもも受け取ることができ、子育て家計にもメリットの大きい制度。ただし、「マイナポイント第2弾」を申し込むには、9月末までにマイナンバーカードの取得申込が必要です。

「マイナポイント第2弾」の制度や手続き方法、期限を確認してみましょう。

マイナポイント第2弾とは

マイナポイントとは、マイナンバーカードの普及・活用促進と消費活性化のため、条件を満たすと電子マネーやQRコード、クレジットカードなどのキャッシュレス決済サービスのポイントが付与される国の事業です。

マイナポイント第2弾では、以下の3つの場合が対象になり、合計で最大20,000円分のポイントを受け取ることができます。

マイナポイント第2弾の申込期間は、2023年2月末まで。ただし、マイナンバーカードを持っていない場合は、9月末までに取得申請が必要です。

①マイナンバーカードの新規取得(マイナポイント第1弾の申込をしていない人を含む)⇒最大5,000円分
②健康保険証としての利用申し込み⇒7,500円分
③公金受取口座の登録⇒7,500円分

マイナポイント申請の前に、マイナンバーカードの取得手続きを

マイナンバーカードをまだお持ちでない方は、早めにマイナンバーカードの新規取得申請を。マイナポイント第2弾のポイントを受け取るためのマイナンバーカードの交付申請期限は2022年9月末です。

マイナンバーカードは、パソコンやスマホ、証明写真機、郵送で申請できます。マイナンバーカードの交付申請後、おおむね1か月で交付通知書(はがき)が届くので、交付通知書に記載の必要書類を持って、交付通知書に記載された期限までに交付場所に赴いてマイナンバーカードを受け取ります。

総務省 マイナンバーカードの取得方法

マイナポイントの申込は、スマホ・パソコンか、全国各地の手続きスポットで

マイナンバーカードをお持ちの方は、マイナポイント第2弾の申請手続きを行いましょう。申込期限は2023年2月末です。

全国各地のショッピングモールや市民センター等にマイナポイント申込の手続きスポットが設けられています。

また、専用のアプリ・ソフトをダウンロードすれば、マイナポイントの申込を自分のスマホやパソコンで行うことができます。

総務省 マイナポイントの申込方法

マイナポイントは子どもももらえる

マイナポイントは子ども(未成年者)も申し込めます。ただし、子ども分のマイナポイントを申請するには、子ども本人のマイナンバーカードが必要です。

15歳未満の未成年者のマイナポイント申込みは、自身での申込みが困難な場合は、法定代理人(親など)が申込むことができます。

15歳以上の未成年者のマイナポイント申込は、法定代理人の同意を得て、子ども自身が申込みを行います。ただし、やむを得ない事由がある場合には、本人に代わり法定代理人が申込みをすることができます。

ポイント申請の前に、家族分のキャッシュレス決済サービスを準備

なお、他人名義の決済サービスを使ってマイナポイントの申込みをすることはできません。

ただし、15歳未満の未成年者が自身での申込みが困難など、やむを得ない事由がある場合で本人に代わって法定代理人(親等)が申込みを行う場合には、法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントの申込をすることができます。子どもの分のマイナポイント申請をする際には、複数のキャッシュレス決済サービスのアカウントが必要になります。

総務省 対象となるキャッシュレスサービスの検索

このように、マイナポイント第2弾は、家族で申し込めば、まとまった金額相当のポイントが得られる制度です。しかし、申し込み期限が迫っているので、早めに動きましょう。まずは、マイナンバーカードの取得申込を9月末までに。マイナンバーカードが手に入ったら、マイナポイント申請を2023年2月までに。手続きをお忘れなく

総務省 マイナポイント第2弾

ファイナンシャル・プランナー 大林香世

大林 香世 (おおばやし かよ)

ファイナンシャルプランナー 、子育て・教育資金アドバイザー
1999年CFP資格取得。教育系出版社、FP会社勤務を経て、2000年より独立系ファイナンシャル・プランナーとして活動中。マネー系ホームページ、新聞等へのコラム執筆、FP向けテキスト・問題集の執筆・校閲、セミナー講師、個人相談などの活動を行っている。

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