夢をかなえる家計を目指そう
あなたは、今の家計の状況に満足していますか? 将来的にも問題がないと自信を持って言えますか? 「YES」の方はいいですが、そうでない方は将来の夢をかなえられる家計について考えてみましょう。
3年後もよくならない家計の特徴
まずは次の7つの項目に該当するかどうか、チェックしてみてください。あなたの家では該当するものはありますか?
□「余ったら貯める」と思いつつ、余らないから貯められない。
□毎月もボーナス月も、家計は赤字かよくてとんとん。
□支出の中に、夢や自己投資のための支出がない。
□何に使ったか分からない。使途不明金が多い。
□住宅ローン以外のローンも借りている。
□何かあったときの生活予備費(生活費3~6ヶ月分)もない。
□保険に入っていない。あるいは適切に入っているかわからない。
たくさんの家計簿を拝見する中でわかったことでもあるのですが、今のままいくと、3年後は良くて変わらないか、悪化しているだろうなと思われる家計の特徴が上の項目。
貯められないうえ、自己投資もしていない。しかも、未来の支出まで固定するローンを多用している状態では、将来の家計は選択肢や自由度を失います。さらに、生活予備費もなく、保険も入ってないか十分でないという状態は、何かあったときに家計が困窮しかねないリスクすら秘めています。勝負の時に余力がない状態で、このままでは3年後も5年後も、今と変わらず、お金に追われる暮らしを続けている可能性が大です。3つ以上チェックがあるときは要注意です。
夢をかなえられる家計とは?
では、どのような家計が夢をかなえられる家計かというと、上記の特徴を反対にしたものです。下の4~7つにチェックが入れば、夢がかなう家計簿といえます。
□毎月やボーナス月は先取り貯蓄で確実に貯める。
□毎月もボーナス月も家計は黒字。
□支出の中に、夢や自己投資のための支出がある。
□何に使ったか分からない使途不明金はほとんどない。
□住宅ローン以外のローンは原則使わない。
□生活予備費(生活費3~6ヶ月分)もきちんと準備されている。
□保険には適切に入っている。
夢や将来のイベントのための貯蓄を先取りして貯め、家計は黒字。しかも、今すでに自己投資もしていて、使途不明金もあまりなく、住宅ローン以外はあまりローンを使わない体質で、生活予備費もしっかり準備されていて、保険にも適切に入っている。これなら夢に向けて準備を進めることができますね!
貯蓄は未来の自分への仕送りです。未来への仕送りができる家計にしておくことが、将来の選択肢を広げます。