子どもマネー総合研究会

子連れ旅行の海外旅行保険

先日、家族でハワイのオアフ島に行ってきました。出発の日、成田空港で子供達の分の海外旅行保険(AIU)に入りました。大人の分はクレジットカードについている保険がありましたが、子供達には適用されません。普段なら子供達の分の保険は入らなかったかもしれません。今回はなんとなく嫌な予感がしたので、一応入ったのですが、その判断は正解だったのです。

ハワイについて翌日の朝、3歳の長女が熱っぽく、しかも頬が腫れている・・・。おたふく風邪かもしれない!

早速、成田で加入した海外旅行保険の保険会社に連絡し、日本語の通じるドクターを紹介してもらいました。(24時間・日本語受付・通話無料)診察の結果やはりおたふく風邪。おたふく風邪は伝染病ですから、飛行機に乗ることが制限されます。発症から5日間は飛行機に乗ることができないのです!

そうなると・・・・延泊しなければならない・・・延泊のホテル代がかかります。飛行機も予約をとりなおさなければならない・・・飛行機のキャンセル料がかかってきます。(我が家の場合2万5千円)あわせて数万もの金額になりますが、実は、これらの料金も保険会社に請求できます!ただ、保険会社に問い合わせたところ、本人分のみと言われました。小さい子どもですから、保険会社との交渉次第では付き添いの保護者分も保証されることもあるようです。

もちろん、医師の診察料は保険会社で支払われます。保険契約証を提示すれば、保険会社の方から直接支払ってくれるので、こちらでは、全くお金を支払う必要は無し。2回診察を受けたのですが、とても気が楽でした。

結局、我が家はギリギリ予定通りの帰国が出来たのですが、保険に頼れることの心強さを感じた出来事でした。

子どもを連れた旅行は、どれだけ備えをしていっても、思わぬことが起こるものです。それが海外ならなお更のこと。海外旅行保険の検討だけでなく、カードに付随している保険などの確認もお勧めします。保険金の支払いだけでなく、医療機関の紹介、医療通訳サービス、入院の手配など様々なサービスがあります。サービスの内容を確認することと連絡先を控えておくだけで、緊急の時に必ず役にたつことと思います。

倉林 美和

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